こんにちは。登山好きの30代サラリーマンです。
今回は私が所有している寝袋の比較をしたいと思います。
両方ともモンベル製なのですが、片方は化繊の#1、もう片方はダウンの#3となっています。
値段は圧倒的に化繊が優れていますが軽量コンパクトなのはダウンの方です。#は使用可能温度を表しており、#1の方が寒さに強いです。但し、寒さに強いほどサイズも値段も上がってしまいます。
自分の使い方に適したものを安く選びたいものですが良く分からんと悩む方も多いのではないでしょうか?
この記事では化繊とダウンを比較して、どちらを買うべきか私なりに考えた結果をまとめています。悩んでいる方は参考にしていただければ幸いです。
基本スペックの比較
モンベルの寝袋について
そもそも大きく分けて「マミー型」と「封筒型」があり、マミー型の中に「ダウン」と「化繊」があります。
さらに使用可能温度によってEXP~#0~#7のように記号で分けられています。EXPが最も使用可能温度が低く数字が大きくなるほど使用可能温度が上がるので冬は数値が低いもの選ぶべき、夏は数字が大きいものでもOKと言えるでしょう。
ざっと述べましたが、もう少し細かい分類はあります。もし気になればモンベルのHPを参照ください。
ちなみに私が今回比較するのは以下の2種類です。
・シームレスダウンハガー(マミータイプ、ダウン)の#3
・ファミリーバッグ(封筒型)の#1
価格
・シームレスダウンハガー#3:¥33,000
・ファミリーバッグ #1: ¥6,490
なんと価格差は約2万5千円! しかも安いファミリーバッグの方が#1なので使用可能温度は低いはずなのに・・・
化繊とダウンの差は大きいですね!
収納時のサイズと重さ
・シームレスダウンハガー#3: 収納時サイズ:∅13×26cm 重量:555g
・ファミリーバッグ: 収納時サイズ:45×28×28cm 重量:1690kg
ファミリーバッグの方が3倍の重量、サイズに関しては4倍超ってところでしょうか。
背負って登山!と考えるのであれば、ファミリーバッグは考えられませんね(-_-;)
暖かさ
#3よりも#1の方が暖かいはずですがどうでしょうか?
私が使ってみた感覚として、やはりシームレスダウンハガー#3よりも、ファミリーバッグ#1の方が暖かいです。
但し、ファミリーバッグは封筒型なので首回りが少し寒め、タオルなどで空気が入らないようにすることで#1本来の性能が出るのかなと思います。
どちらを選ぶべきか?
両方使ってみた筆者の見解です。
シームレスダウンハガーとファミリーバッグ
登山や自転車、バイクツーリングで利用するのであればシームレスダウンハガーの方を購入すべき。
クルマでキャンプに行く人はファミリーバッグが無難。
荷物を増やせないシーンでファミリーバッグを使うのは、はっきり言って無謀です。お金を惜しまずにシームレスダウンハガーの方(小さくて軽いもの)を選ぶべき。
クルマでのキャンプは荷物に余裕があるはずなのでコスパ重視でいいと思います。持ち運び用の袋に寝袋を詰める作業もファミリーバッグの方が簡単です。
使用可能温度について
予算が許す限り使用可能温度が低いモノを選ぶべきだと思います。
なぜならば暑い場合は隙間を使って空気を取り入れて温度調節を出来るが寒い場合は何も対応が出来ないからです。
私の経験です。5月のGWの時期、昼は暖かいと思って油断していたら夜は寒すぎて何度も何度も夜中に起きてしまった経験があります。この時に使ってい他寝袋は#3です。ちなみに場所は海沿いなので標高が高い訳ではありませんでした。
暑いのは服を脱ぐなどやりようはありますが、寒さは同にもならないのです。
但し、使用可能温度が低いほど重く、大きくなってしまうので、登山などで使用される方は行先と時期を言ってお店の人と相談するのが良いと思います。ただ例年より寒いなんてこともあるので暖かさを重視して選ぶべきなんだとは思いますが。
まとめ
今回は私の所有しているモンベルの「シームレスダウンハガー#3」と「ファミリーバッグ#1」に比較と、どちらを選ぶべきか書いてみました。
登山やツーリングで使う方はシームレスダウンハガーのように軽くて小さい寝袋を、クルマで行くキャンプにしか使わないって方はファミリーバッグのように安い寝袋を選ぶべきと考えます。
また使用可能温度はお金が許す限り低いモノを選ぶのがいいのではと思います。ただし、サイズと重量も増えるので最後は店員さんと相談が良いと思います。
但し、ギア好きは必要なくてもダウン&マミータイプでしょうか?(笑)
以上、ここまで読んで頂きありがとうございました。
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