クルマ大好きな30代のサラリーマンです!
7/7の七夕の日に、Lotus(ロータス)から新車発表のニュースが届きました。
Lotus Emira(ロータス エミーラ): ロータスが作り上げた最高で最後のミッドシップエンジン車両

素直にカッコいいですね!
しかし、私の評価は決して良くありません。
なぜならばロータスらしさの無いクルマに仕上がっているためです。
その理由は、
「ロータスの魅力である軽量さが失われている」からです。
このクルマ自体は非常に魅力的に見えるのですが、ライバルになりそうなポルシェケイマンやアルピーヌA110に勝てるのでしょうか?
販売面ですごく苦労しそうな予感がします。
Lotusについて
イギリスの老舗のスポーツカーメーカーです。
最近の主力車種は以下3つです。
- エリーゼ(Elise)
- エキシージ(Exige)
- エヴォーラ(Evora)
エリーゼがPureに軽量化を突き詰めたバージョン
エキシージがパワーを上げて戦闘力を上げたバージョン
エヴォーラが後席を追加したラグジュアリーバージョンといったところだと思います。
ロータスの特徴は「徹底した軽量化」です。
エリーゼは950kgを切る重量です。
軽量化にこだわったマツダロードスターよりも50kg以上軽いのです。
その代わりに装備は徹底的に省かれていますので快適さを求める方には合いません。
ただし、合う人には最高のクルマだと思います。
私は一度だけ乗ったことがありますが、まさに公道を走るレーシングカーと言った感じです!
Lotus Emira(ロータス エミーラ)について

基本的な情報については公式HPをご覧ください。
サイズは全長:4412mm、全幅:1895mm、全高:1225mm、ホイールベース:2575mm
同じスポーツカーのトヨタ86は、
全長:4240mm 全幅:1775mm 全高:1320mm、ホイールベース:2570mm
全高が低く幅が広いので、かなり迫力のあるルックスに仕上がってそうですね。
ただし、オーバーハングは長めのようです。デザイン代でしょうか??
日本での販売価格はまだわかりませんが、以下サイトによると£75,000
日本円で1100万円ってとこでしょうか。(日本のサイトでは900万円なんてのを見ますが装備、グレード違いでしょうか?)
さすがにお高いですね・・
またこのサイトによるとケイマンGTSよりも高い価格のようです。

※追記
V6エンジン搭載車の価格が出てきましたね。
なんと税込みで13,530,000円!
高い安いは人それぞれでしょうが、911も狙えそうな金額ですね・・・
気になったところ①
私が気になったの下記情報です。
- テクニカルパートナーであるAMGから供給される、ロータスにとって初となる2.0リッターターボチャージャー付き「i4」を含む、2つのガソリンエンジン車両
- エヴォーラとエキシージに搭載されている3.5リッタースーパーチャージャーV6は、ファーストエディションに搭載
- 3.5リッタースーパーチャージャーV6:マニュアルまたは、オートマチックから選択
- 2.0リッターターボチャージャー付き「i4」:DCT
ロータスHPより
・2.0LのエンジンはAMG製、3.5LのV6エンジンは従来の通りトヨタ製
ということは、2.0Lの方がパワーが出ているのではないでしょうか?
最高出力:360~400hp/365~405ps(予定)とあるので、2.0Lと3.5Lで少なくとも同等の馬力が出ていそうです。
そうであればより軽量な2.0Lが魅力的に見えます!
ただし、残念なのが2.0LにMT設定がないことです。
Emira(エミーラ)について気になるところ②

目標車両重量:1,405㎏
おそらく2.0Lターボの数値だと思うのですが重すぎませんか?
同じエンジンを積んでいであろうAMG A45は1550kgですよ!
条件が違うからかもしれませんが、それにしても重すぎると思うのは自分だけでしょうか?
ロータスの命は軽量化なのではないのでしょうか?往年のロータスファンは見向きもしない商品にならないか心配です。
また1405kgだと同じミッドシップのポルシェケイマンに対するアドバンテージを感じません。
当然アルピーヌA110の1110kgよりも重いです。
価格的にも変わらないかもしくはエミーラの方が高いです。
どこで勝つつもりなのでしょうか?
軽さは提携先のアルピーヌに任せたのでしょうか??
内装の質感UPと車線逸脱傾向やクルーズコントロールが付いたことは評価できますが、Lotusに求めることですかね・・・
それとも新型PFがEV(電気自動車)を見据えたものになっており重めにできているとか?
これが真相であれば、これから出てくるであろうEVも軽さは期待できそうにありませんね。
*重量情報が出てきましたね。V6エンジンで1405kg。
ということは2Lターボはもう少し重量が軽いのでしょう!
発表を期待しましょう!
エミーラとは関係ないけど
次世代のEVスポーツカーのベースとなる新開発の軽量シャシーテクノロジーの写真を見ました。他の電気自動車のように床下にバッテリー搭載するのでなく前席の後ろに積んでいます。
低全高は可能になるのでしょうが、重量配分、バッテリー容量が十分に取れるのか気になるところです。
まとめ
今回はロータスエミーラについて思うことを書いてみました。
カッコいい見た目、パワフルなエンジン、内装の質感、先進装備。
非常に魅力的なクルマに仕上がっていると思います。
しかし、あえてこのクルマを選ぶ理由があるかは疑問です。
ただし、ヨーロッパのCO2規制が厳しい中で内燃機関のスポーツカーを出してくれたことには感謝です!(購入可能な価格ではないけど(笑))
CO2規制に負けずに新しいスポーツカーが出てくることを期待します!
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