安価で実用性の高いハッチバックをベースにし、パワフルなエンジンを積み車体と足回りを強化したのがホットハッチ。
高い実用性と高い走行性能の両立が魅力です。
スポーツカーが欲しいけど、家族と家計のことを考えて一台しかクルマを持てない世のクルマ好きの皆さんにとってありがたい存在です。
けどこの魅力的なホットハッチが厳しいCO2規制のために絶滅しそうな気配です。
欧州CO2規制について
企業平均でクルマの排出するCO2の量をあるレベルまで下げないといけない。
もし未達であれば、販売した台数1台につき未達量×95ユーロの罰金を払う必要があります。
もしも1gの未達かつ欧州で10万台の販売があった場合、950万ユーロの罰金=約12億の罰金です。
なおVWは190億円の罰金が発生したそうな・・

電気自動車であればCO2がゼロなので、CO2排出量の企業平均を大きく下げることが出来ます。
ヨーロッパで電気自動車が進むのも分かりますね。
ホットハッチが絶滅する理由
ルノー メガーヌRSのCO2排出量は約180gです。
2020年のCO2規制値が95gなのでほぼ倍ですね。
(180-95)×95ユーロ=約100万!
ということはメガーヌRSを一台売るたびに罰金100万円!
これを回避するには売値を上げるしかないと思いますが、ホットハッチはプレミアムスポーツカーと違って、売値の上げ量に限界があるでしょう。
この規制は年々強化されていきますので、どんどん状況が悪くなっていきます。
メーカのアイコンとはいえ、罰金が高すぎては売り続けるのは難しそうです。
メガーヌって名前の電気自動車(EV)が出ちゃう
ルノーはメガーヌEというEVを2022年に発売するという話があります。
メガーヌって名前のEVが出るってことは、内燃機関のメガーヌが消えるってことですよね?
Fordもマスタングの名をしたEVを出しましたが、内燃機関のマスタングの存続も気になります・・
VWのGolf GTIの代わりにID.3、Civic TypeRもどうなるか分かりませんよね。
内燃機関のホットハッチを買うなら今です
近い未来に内燃機関のホットハッチは絶滅する予測します。
なのでホットハッチが欲しいのであればチャンスは今しかないと考えます!
決して安い買い物ではありませんががんばってみませんか?(笑)
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