クルマ選びでお悩みに方へ
クルマ好きの30代サラリーマンです。国産スポーツカーを乗り継いできましたが、現在は「フランス車」にお世話になっています。
20代のころはマフラーを交換したり、エアロパーツを組んでみたりとクルマを改造して楽しんでいましたが、ここ数年で「改造はクルマをただ痛める行為では?」と考え始めました。
しかし、純正のままだと道路をたくさん走っている他のクルマと同じ存在で、面白みがないと感じてしまいます。
フェラーリオーナーにでもなれば滅多にすれ違わないのでこんな気持ちにならないのでしょうが手が出ません・・
純正で乗りたいけど、他にはない独自性がクルマに欲しい。けど出せるお金は限られている。
色々悩んだ結果、フランス車に行きつきました。
今回はフランス車の魅力と実態について語ります。クルマ選びで悩まれている方の参考になればなと重います。
おしゃれで走行性能も高いのできっとドライバーと家族ともに満足できると思います!
フランス車のポジショニング

この図は私の主観で作った各国のクルマのポジショニングマップです。
一般的な傾向として「価格」が上がるほど「希少性」や「オリジナル性」があがると私は考えています。すなわちクルマに希少性やオリジナル性を求めるためには高いお金を払う必要があるということです。
価格が安い方が多いのは飲食店で考えても同じですよね。牛丼チェーン店よりも高級フレンチが多いはずがないです。
この価格と希少/オリジナル性のヒエラルキーから外れた存在が「フランス車(イタリア車も)」なのです。
飲食店でいうとスリランカ料理やパキスタン料理のような存在でしょうか? 価格はフレンチほど高くはないけど普段とは違った経験ができる存在です。
輸入車だったら希少性があるのでは?と疑問に思う方がいると思いますが下の表をご覧ください。

これは日本自動車輸入協会の公開している情報です。上位4位までをドイツ車が独占しておりシェアは約56%(BMW MINIも入れたら60%越え!)。
ドイツ車を見ない日はないと思います。それだけたくさん走っているんです。希少性を感じません。
またVolvoやJeepでもいいじゃんと思うと思いますが、今度は価格がネックになってきます。
以上から、「フランス車(イタリア車も)は希少性と価格のヒエラルキーから外れた特異なポジション」かつ「手の届く価格帯にある」唯一無二の存在と考えます。
そして希少性があれば改造をしなくてもオリジナリティを保てると思ってます!
フランス車の特徴

私はお国柄が商品=クルマに現れると考えており、クルマ作りへ影響するフランスの特徴は以下と考えています。
- バカンスによるクルマに荷物を積んでの長距離移動
- 古い町並みが大切にされているため狭い道が多い & 縦列駐車が多い
- 高速道路の最高速は130㎞/h & 無制限区間を持つドイツの隣国
- 洒落ている(世界的な有名ブランド多い)
その結果として、以下のようなクルマが出来上がっていると考えます(番号が連携)。
- 荷物をたくさん積んで長距離を走っても疲れにくい
- クルマのサイズがコンパクトで取り回しがしやすい
- 200㎞/h並みの速度で走ることも考えらえているが主は130㎞/hなのでドイツ車よりも日本に近い
- カッコいい、可愛いとは少し違った独特のスタイリング
私の主観も入っていますが、狭い道も臆することなく走れて、長距離移動も快適、他にはないデザインを持ったクルマだと考えます。
小さいクルマでも長距離移動をしたいという日本のユーザーにピッタリではないでしょうか?
フランス車の紹介①
個人的に気になっている車種を紹介します。
①ルノー ルーテシア

ヨーロッパのBセグメントでも最も売れているクルマです。
日本車でBセグメントに該当するのは、「トヨタ ヤリス」、「ホンダ Fit」、「日産 ノート」、「マツダ2」あたりです。日本でも扱いやすいサイズです。

インテリアも色使いが素敵でオシャレな空間になっています。
価格:2,369,000~
さすがに同クラスの国産よりは高いですが、手の出ない価格帯ではないと思います。
フランス車の紹介②
②プジョー208

こちらもBセグメントのクルマです。静観な顔立ちといったところでしょうか。
価格:2,539,000円~
ルーテシアよりもお高いようですね。
このプジョー208の面白いところは208eという電気自動車(EV)の設定があるということです。
価格3,961,000円~
さすがに高いですがEVの選択肢があるのはいいですね。
フランス車の紹介③
こちらは車種の紹介というよりはホットハッチの紹介になります。
ホットハッチとは、実用性の高いハッチバックに強力なエンジンを積んでシャシーも強化したマシンのこと。実用性を損なわずに走りを楽しめるカテゴリーです。
日本車だと、「Swift スポーツ」や「フィットRS」、「Civic TypeR」が該当します。
フランス車にもこの魅力的なホットハッチが存在するのです。
- ルノー メガーヌRS
- ルノー ルーテシアRS
- プジョー 208GT
- プジョー 308GT
どれも魅力的なモデルですが、中でも気合いが入っているのが「ルノー メガーヌRS」です。

自動車業界の聖地の1つであるドイツのニュルブルクリンクの北コースでFF(フロントエンジンフロント駆動)の中で最も速い称号を得ています。
全幅1875㎜という大迫力のボディを持っていますが、一見すると普通のハッチバック。しかし走らせると怒涛の速さを見せる茶目っ気のある1台です。
維持について
輸入車を買うにあたり気になるのがこれですよね。
私は新車で購入して3年近く経過しましたが、今のとことは目立った故障はありません。
ちょっとしたリコールでディーラーにクルマを持ち込みましたがトラブルはこれくらいです。国産社でもリコールはあるので国産車に対して劣る訳ではないと思います。
ただし、ディーランの数が国産メーカーやドイツ車に比べて少ないので、どうしてもディーラーに行くまでに時間がかかることです。
そこでおススメなのが、自分の家の近くに信頼できる整備工場(オートバックスとかでも可)を見つけることですね。
オイル交換などの基本整備は整備工場でしてもらい、節目節目でディーラーに頼るのが良いのではないでしょうか?
私もそうしています。
まとめ
今回の内容をまとめるとフランス車は、
- 価格と希少性のヒエラルキーから外れた存在
- 狭い道を臆するこなく走れて長距離向き
- 他にはないデザインを持っている
- 欧州のBセグメント王者
- EVも選べる
- 走りが魅力的なホットハッチを取り揃えている
どうでしょうか?興味を持たれたでしょうか?
もし興味を持たれたのであればディーラーに行ってみたらいかがでしょうか?
私の担当のディーラーマンがたまたまなのかもしれませんが、国産ディーラーを比べてクルマが好きな人が多い印象です。クルマの話で盛り上げれると思います。
※ヒエラルキーから外れたイタリア車は?って疑問についてはまた別の機会に述べさせてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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