クルマ大好きな30代のサラリーマンです。
ジャガーが2025年に全モデルのEV化を目指すように、今後EVの数は増えていきエンジン(内燃機関)は減っていくのだと思います。
またテスラのようにIT企業の参入も増えていくのでしょう。
この時代の変化の中で既存のカーメーカーがどうなっていくのか非常に興味があります。その中でも特に動向が気になるのがフェラーリやランボルギーニなどの”スーパーカーメーカー”です。
なぜならば、彼らのアイデンティティは「エンジン」にあると考えるからです。
この記事ではEV時代のスーパーカーに対する私の考えを述べます。暇つぶし程度に見ていただければと思います。
スーパーカーの魅力
スーパーカーの魅力は何でしょうか?
他にはないルックス、高い運動性能、高級感、女の子にチヤホヤされること?
私は「エンジン」にこそスーパーカーの魅力があるのだと考えます。
エンジンをかけた瞬間に虜になるサウンドと振動、圧倒的なパワー、回すとまるで楽器のような音を奏でるエンジン、これこそがスーパーカーの魅力なのではないでしょうか?
この「エンジン」が「モーター」に置き換わったらどうなるか・・・
エンジン から モーターへ
スーパーカーの魅力とアドバンテージが失われると考えています。
なぜならば、モーターだと簡単に馬力が出るからです。
例えば、新型テスラ モデルS Plaidはセダンなのに1000馬力オーバーです。その辺のスーパーカーよりもすごい馬力です。
テスラがすごいのではと思うでしょう(すごいとは思います)。しかし実際はどこのメーカーもマネする気になれば出来るのだと思います。
なぜならば、モーターはエンジンと違って構造が単純だからです。
単純なので部品点数が少ないです。部品点数の少なさは安さに直結します。
例えば、馬力を出すためにV12エンジンを作るのはコストがかかります。なので高い価格で売れない大衆車メーカーは採用できず、高い価格で売れるスーパーカーだけのものになります。
一方でモーターは馬力を出すためにするのは基本構造を変えずに大きくするだけ。
おそらくですがエンジンと比較して馬力を上げるためのコストが低いのだと思います。よって大衆車メーカーでも馬力は簡単に上がる可能性ありです。
またモーターは単純な構造なため、各社で差別化しにくい部品だと思います。××社のモーターがいい!○○社のモーターは官能的だ! なんて会話が想像つきません・・
以上から、スーパーカーは魅力を失うと考えます。
スーパーカーの行く末
どうなっていくか分かりませんが、私は「奇抜なデザイン」と「極端な速さ追求」に行きつくのだと考えています。
なぜこのように考えるかというと、テスラ モデルSのような乗用車に勝てる要素がこの2つしか考えられないからです。
乗用車に対してスーパーカーはデザインの制約は少ないと考えます。今までも力を入れてきた部分ですが、これからは今まで以上に差別化されるのではないでしょうか?
セダンのテスラ モデルSが1000馬力です。これ以上の馬力を出して、その馬力を受け止めるだけのシャシーを作るこれしか差別化はないのでは?
今まででは考えられなかった”ぶっ飛んだもの”が出てくる予感です。
最後に
今回はこれからのEV時代でスーパーカーがどうなっていくかについて私の考えを述べました。
エンジンがなくなることでスーパーカーの魅力が失われる。
しかし、それを超えてくる「奇抜なデザイン」と「圧倒的な速さ」を持ったクルマが出てくるはずだ。
ロータスのハイパーカー である「エヴァイア」なんて、こんな感じで生まれたんじゃないでしょうか?
今後どうなって行くか非常に楽しみですね!けど私は軽くて安い後輪駆動のEVで十分です(笑)
以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。
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