結婚を控えた30代サラリーマンです。
結婚の話をするとよく言われるのが「家買うの?」、「家買うといいよ」などといった持ち家購入の話です。
たしかにローンを組んで家を買うのであればそろそろ買うべきですし、結婚=家を買うってのは分からなくもないです。
ただし、私の回答は「家を買うことは考えていません」です。
なぜなら、家を買ってしまうとこれからの時代の変化に対応できないと考えるからです。
そもそもローンは金銭的なリスクが高い!なんて話もありますが、時代の変化についていくためには持ち家よりも賃貸がいいと考えています。
持ち家と賃貸のどちらにするか悩んでいる方の参考になればと思います。
持ち家リスク① EV時代に対応できない
これはマンション購入に対する話です。
これからは電気自動車(EV)が増えてくると予測しています。
別の記事でも書きましたが、EVの魅力はガソリンスタンドに行かなくて済むことです。
ただし、この魅力の恩恵を受けるためには家で充電ができる必要があります。
現在建てられているマンションにEVの充電設備はあるでしょうか? 駐車上にあとからEVの充電器を追加することは考えられるでしょうか?
考えにくいですよね。
なぜならば、
平面駐車場の場合は、電気配線を這わせるわけにはいかない。地下を通すに大幅な工事が必要。
機械式駐車場の場合は、クルマにケーブルがつながった状態で動かせるとは考えにくい。
以上から、現在建っているマンションとEVの相性は悪いと言えます。
ただマンション業者もバカじゃありませんので、EVが増えてきてから建てるマンションはEVのことを考えられたものになると考えます。
なのでマンションを買う場合は、あと数年待ってもいいのではないでしょうか?
↓参考記事
持ち家リスク② アフターコロナの働き方が見えない
コロナによってリモートワークが進んだため、通勤のしやすさよりも家の広さや休日の過ごしやすさを重視して郊外の家を買う方が増えたと聞きます。
たしかにリモートワークであればアリな選択ですよね。
しかし、本当にリモートワークが定着するか正直疑問です。下記記事のようにリモート疲れというワードが出ています。
疲れの話もありますが、そもそもリモートワークには向き不向きがあるでしょう。
現場作業だけでなく、グループで発想を行うような仕事は対面の方が向いていると思いますので、リモートワークは今より減ってもおかしくないと考えます。
ようするに今の延長線上で郊外に家を買ってしまうのは危険だということです。
コロナが落ち着くまであと少しだと思いますので、もう少しだけ家の購入を待ってみてはいかがでしょうか?
持ち家リスク③ 災害

昔からあるのでしょうが、年々災害が増えている気がしてなりません。
豪雨による土砂崩れや川の氾濫に巻き込まれると、大切な資産である持ち家の価値は一気に落ちてしまいます。
また自分の家だからという何か目に見えない力で、避難が遅れるような気がしてなりません・・
どこで災害が起きるかわからないこの時代、災害に強い家、災害に強い場所に住むよりも、災害の時にぱっと逃げられる精神を持つ方が重要なのではないでしょうか?
この精神を持つためには、持ち家よりも賃貸にすべきと考えます。
まとめ
持ち家リスクについて述べました。
- EV時代への対応
- アフターコロナへの対応
- 災害
以上のリスクを踏まえて私は賃貸の方がよいと考えています。
ただし、持ち家を得ることで得られるメリットも理解しています。
- 治安のよい場所に住める
- 社会的な信用が高まる
- 子供が帰る場所が出来る などなど
非常に悩ましいところですが、自分の人生を輝かせるためによく考えて公開のない選択をしましょう。
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